・バックラッシ(歯車間の隙間量)
・許容伝達トルク(Nm)
(定格時/ピーク時)
・減速比(I)
・入力回転数(RPM)
・入出力軸方向
・各部寸法(取付け形状)
・モーターとの重量バランス
・予算
・運転パターン・連続・間欠
・1日の稼働時間
・1時間あたりのサイクル数
・負荷時間率(%ED)
・周囲環境:IP等級(IP64/IP65)
・本体材質
・騒音値
・慣性モーメント比
実際の稼働条件で選定、定常運転時と加減速等の非定常時の条件を考慮下さい。
・最低限下記2条件を満たす減速機を選定
・モーター瞬時最大トルク 時 < 減速機許容最大出力トルク(T2B)
・モーター平均実行トルク 時 < 減速機許容定格出力トルク(T2N)
・ご使用モーターとのマッチングと図面入手につきましてはデザインツール(選定ツール)を参考にご利用下さい。
・デザインツール(選定ツール)に登録の無いモーターにつきましては別途お問い合わせ下さい。
P2シリーズ又は、AEシリーズ
装置例:搬送コンベア(軽量・位置制御不要)
AEシリーズ:シャフト面ネジ取付け
ABシリーズ:フランジ型通し穴 → ここではABを選択
P2シリーズ:軸+ 本体材質が鋼
A□シリーズ:軸+ 本体材質がステンレス(SUS416)→ ここではA□を選択
装置例:食品機械
P2シリーズ:軸+本体材質が鋼
A□シリーズ:軸+本体材質がステンレス(SUS416) → ここではA□を選択
装置例:食品機械、医療機器
AE090-010 (バックラッシ)精度:8分(0.133°)
AB090-010-S□-P2 (バックラッシ)精度:5分(0.084°)
AB090-010-S□-P1 (バックラッシ)精度:3分(0.05°) → ここではP1を選択
装置例:ラベル(シール) 印刷機、回転テーブル
1.テーブル直径φ500の場合
P1 : 500mm X 3.14 =1570mm , 1570mm ÷360° X 0.05° = 0.2180555…mm
P2 : 500mm X 3.14 =1570mm , 1570mm ÷360° X 0.083333°= 0.3634244…mm
2.テーブル直径φ250の場合
P1 : 250mm X 3.14 =785mm , 785mm ÷360° X 0.05° = 0.1090277…mm
P2 : 250mm X 3.14 =785mm , 785mm ÷360° X 0.083333°= 0.1817122…mm
3.テーブル直径φ1000の場合
P1 : 1000mm X 3.14 =3140mm , 3140mm ÷360° X 0.05°= 0.4361111…mm
P2 : 1000mm X 3.14 =3140mm , 3140mm ÷360° X 0.083333°= 0.7268489…mm
テーブル径が大きく成る程、位置ズレの量が大きくなります。
(バックラッシ)による位置ズレは起動時・停止時・逆転時のみ発生します。
2軸並列の同期運転はご使用状況によっては一方に負荷が偏りますのでお勧めできません。
AB:ボールベアリング使用(AEよりは大きい)
AF:テーパローラベアリングを使用 → ここではAFを選択
装置例:ラック&ピニオン仕様、上下運動(昇降装置)
P□シリーズ:平歯車(歯面同志が全面同時に接触しますので音が大きくなります。)
A□シリーズ:はすば歯車(斜めの形状で端から徐々に噛み合うので騒音が小さくなります。) → ここではA□シリーズを選択
装置例:検査装置等
ABシリーズ:軸付き
ADシリーズ:軸無し → ここではADを選択
装置例:回転テーブル
AT-FL1シリーズ:スパイラルベベルギアは発熱が大きい為、連続運転には適しません。
AB(F)(E)R-シリーズ:遊星ギア+スパイラルベベルギア →ここではAB(F)Rを選択
装置例:搬送コンベア
使用モーター:1.5~2KWクラス 枠寸法□130 重量:8~10kg
1.AB090M1-003-S□P□ 枠寸法□90 重量:3.1kg
(モーターに対し減速機が小さい。装置の振動による共振の影響を受けやすい形状となる。)
2.AB115-003-S□P□ 枠寸法□115 重量:7.8kg
(モーターとの重量はほぼ同じでバランスは取れている。)
3.AB142-003-S□P□ 枠寸法□140 重量:14.5kg
(モーターの枠寸法に近いがモーターの出力を減速機でより多く消費する事になり、モーターの負担が大きくなる。)
→負荷側の条件や装置の振動(共振性)を考慮しご選定下さい。
デザインツール(選定ツール)は(モーター)のトルクのみの条件で選定されます。(モーター)回転数は考慮しておりません。
→キー締結で検討
→(バックラッシ)がラフでも宜しければAE050の出力軸径はφ12でカップリングは比較的入手し易いです。
AB(平行軸):遊星歯車機構、ABR(直交軸):遊星歯車機構+スパラル・ベベルギア
AT/ATB(直交軸):スパイラル・ベベルギア
べベルギアは噛み合いが重たくなります。
ATが最も重たくなります。
次に直交部がべベルギアのABRタイプが重くなります。
遊星歯車機構のみの平行軸ABタイプが最も軽くなります。
ABタイプが適しています。